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宅録が定番の今、レコーディングエンジニアって必要?

2014.04.14 | スタッフ日記 | atsushi

最近のバンドマンは所有機材も充実していて、デモ音源のレコーディングはもちろん、ちょっと詳しいメンバーがいればバンド音源のミックスまで自分たちで手軽に行っているという方も多いと思います。

そうなってくると、「レコーディングスタジオは便利だから良いけど、レコーディングエンジニアっていらないよね?」という結論に至るバンドマンさんもいらっしゃるのでは??

答えは「そのとおり」だと思います。※極論の話

最近は”セルフレコーディング”なんて言葉が流行っているわけで、もちろん自分たちでできないハズが無く、実際、コストもかけずにできます。レコーディングエンジニアに依頼するのなんてお金もかかるし、自分らの音楽の事なんも知らないくせに音の事グダグダ言われるのなんて面倒なだけですよね。

でも、ちょっと考え方を変えると、アマチュア・インディーズバンドこそレコーディングエンジニアとの付き合い方によって、バンドのクオリティを大きく左右することになりうるんです。

なぜレコーディングエンジニアという職業の人達が必要とされているのか、ちょっと考えてみましょう。

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レコーディングエンジニアの役割

あんなこといいなできたらいいなを実現します

レコーディングエンジニアとは、その名の通りレコーディングのスペシャリストです。「あたたかい音にしたい」とか「ギターの壁をつくりたい」とか曖昧なニュアンスでも、それを実現するために豊富な経験と引き出しから様々なアイデアを提案することができます。セルフレコーディングでは妥協するしかなかった事が簡単に解決してしまうこともきっとあるでしょう。

作業の効率が圧倒的に良い

機材のセッティングからサウンドチェック、ダビング等、レコーディングに関する全ての作業を専属で行いますので、セルフレコーディングとは違い、余計な作業に時間を取られずにスタジオの利用時間をフルにレコーディングにあてることができます。

「録る」ということを大切にしています

バンドマンのみなさんは「良い演奏ができたかどうか?」でOK/NGテイクの判断をすると思いますが、レコーディングエンジニアは「良い音で録れているか?」を真剣に考えて録り、判断しています。

どんなに良い演奏でも、良い音で録れていなければその良さを完全に伝えることができないからです。マイクの選定からセッティング等、楽曲の雰囲気に合わせてどんな音で録るかの判断。音を録り終わったミックスの段階ではどうすることもできないのです。

1番身近なお客さん(第3者)です

レコーディングエンジニアはバンドメンバーではありませんが、1番最初にそのバンドの楽曲を聴くお客さんでもあります。レコーディングで行き詰まってしまった時、バンド内だけで完結して凝り固まってしまっていたイメージに、ぽっと出るエンジニアからの意見や感想が加わることで、予期せぬナイスアイデアに繋がるということも実際よくあることです。

バンドの可能性を大きく引き上げる事も

レコーディングエンジニアはバンドさんの楽曲を最高のものにするために、時にはメンバー以上に真剣に望みます。メンバーさん側が「OK、今のテイクでいいんじゃない?」という時でも、「こうしたらもっと良いテイクが録れるかも」と思ったら、きっとみなさんに声を掛けると思います。なぜなら、その作品をできる限り良い物にしたいという気持ちはバンドマンもエンジニアも同じだからです。

専属エンジニアってカッコよくないですか?^^

レコーディングエンジニアはバンドメンバーと同じで、一緒に制作する回数を重ねれば重ねるほど馴染んでいき、お互いの感覚が近くなっていくものです。1作目より2作目。3作目にもなれば、何も言わずにバンドが求めている音を実現してくれることでしょう。そのためにも、気の合う専属エンジニアを早い段階で見つけることはバンドとしてのメリットになり、結果としてバンドのクオリティの成長スピードを早めることにもつながります。何より、自分のバンドに専属エンジニアがいるってカッコよくないですか??

ライブのPAも担当できます

これは全てのレコーディングエンジニアに言えることでは無いのですが、アトヨンサウンドではライブのPAも専属エンジニアとして行うことができます。実際、レコーディングを担当させていただき、都内ライブハウス各所を一緒に周りライブPAを行うこともあります。レコーディングで長い時間を一緒に過ごしたエンジニアは、ギターソロはもちろん細かいフレーズまでしっかりと把握していますので、ライブでの聴かせ所もハコのPAさんに比べわかっているというメリットがあります。


と、簡単にですが、思いつく範囲で書き出してみました。

レコーディングエンジニアのイメージって、(最近は減りましたが)昔よくいた無愛想で怖いライブハウスのPAさんみたいな感じでは無いのでご安心下さいw

いつでもバンドメンバーの気持ちを踏まえ、どうしたらもっと良くなるか、レコーディングを楽しく快適に進めることができるか考えています。

レコーディングってコストが1番の問題になるのはもちろんですが、

「お金がかかる」「お金がかからない」ではなく、
「お金をかける」「お金をかけない」
だと思っています。

「今日は発泡酒じゃなくて生ビール買っちゃおう」みたいなノリでも構いませんので、お気軽にご相談頂ければと思います^^

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https://studiokicca.com/recording/band/

▽スタジオキッカのレコーディング料金一覧
https://studiokicca.com/recording/price/


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