僕も、バンドマンですので、気持ちはすごくわかります。
この問題には必ずと言っていいほどぶち当たる問題です。
バンドをするってスタジオ代にライブのノルマ等、、、、
お金はかかるものですよね。
そんな中、どちらでも、自分たちの判断で選べるものに
「音源」ってあると思います。
MTRを使って、ネットで色んな方法を調べて、
スタジオでマイクを借りて録音。
そして、ひたすらCDを焼いて、
コンビニでカラーコピーをしたジャケットを手作業で入れる。
僕もやってました。
ものすごい愛着も湧くし、
何より、自分達で頑張ったっていう満足度は半端無いと思います。
でも、１つ落とし穴があるんです。
自分達の大切な楽曲を自分達で最後まで制作していくと、
やっぱり、自分たちのモノだからかっこ良く聴こえたり、
見えたりしちゃうもんなんです。。。
ここで、リスナーとの感覚が大きく離れていってしまいます。
リスナー達は、良い音、いいジャケットをたくさん観て、聴いてきています。
もちろんバンドマンのみなさんもそうですよね。
どうしても、比べてしまうんです。そんなメジャーの音楽と。
自分たちでは凄く自信作でも、
やっぱり、しっかりとエンジニアをつけて制作された音源と、
完全自主制作の音源の差は埋められないんです。
もし、それが可能だったら、エンジニアという業種は今存在しないです（笑）
バンドマンが自分たちの楽曲に強い思い入れがあるように、
エンジニアにも、一生懸命作った楽曲をもっと良くしたいという思いがあるんです。
バンドマンのみなさんも、ライブをやるからにはお客さんからチケット代をもらって、
ライブをやるように、僕らエンジニアももちろん、「仕事」としてやっているので、
それなりの対価は必要です。
それでも、ライブを全力でやるように、
僕も、全力でミックス、レコーディングをします。
ライブを観に来てくれたお客さんの為に、
僕に大切な音源を任せてくれたバンドの為に、
、、同じ事ですね^^
他のレコーディングスタジオさんが、どんなスタンスかはわかりませんが、
僕は、そんな気持ちでバンドマンのみなさんとお付き合い出来ればと思ってます。
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